映画を4本観た(ヨガ哲学を交えて感想)

先日、「悪人」「BECK」「インセプション」そして、「食べて、祈って、恋をして」の4本を六本木ヒルズの映画館で観てきました。
ヨガと関連付けて感想をメモします。読みようによっては当たり前のことが書いてあるので、恥ずかしい記事ですが、もしかしたら共感してくれる方がいるかもしれないので、アップします。
ちなみに、22日にお昼過ぎから夜23時にかけて、「悪人」から「インセプション」までの3本を鑑賞し、別の日に「食べて〜」を鑑賞しました。こんなにも立て続けに映画を観たのは久しぶりで、一日に3本の映画鑑賞は最高記録でございます。

3本の映画で世界の見方を感じる

たまたま観た3本の映画は、それぞれ世界の見方を示していたような気がしました。世界というのは自分が備えている「身体、心、知」で何もかも変わってしまうものかもしれない。ということで、それぞれ簡単にメモメモ。

  • 「悪人」で犯人と被害者という顔と、愛されていた息子、娘や恋人としての顔を見ると、因果関係というのは目の前に広がる物事に人が意味付けしたものでしかなくて、(逆説的に)「ただある」という世界観。
  • BECK」では特にボーカリストが自身の伝えたいことに気づいていく中で、人と繋がっていく物語。「悪人」とは一変して、何かの因果で伝えたいことができたときや、具体的なイメージが湧いたとき、人は人と強く繋がることができる。
  • インセプション」の「時間の感覚が変わる」という設定は、集中時は時間の感覚を感じないという教えとの関連。

「食べて〜」は素晴らしいセリフの数々

別の日に観た「食べて〜」は、イタリア・インド・バリという素晴らしいセレクトだったので、心に引っかかる人が多いですよね、きっと。僕もそうです。この映画はとてもたくさんの心に響くセリフがあって、ネットで見つけたレビューに「素晴らしいセリフリスト」があったので、リンクしておきます。

  • 4本脚で立つように、どっしりと大地を踏みしめろ
  • 世間を見たければ頭ではなく心で見ろ
  • あなたを表す言葉は?妻や母親や職業など、立場や職業じゃなくて自分自身を表す言葉は何?
  • 毎日洋服を選ぶように、自分のココロで何を思うかも選べ。ココロで考える事も自分で選べる
  • 相手に許してもらうまでには相当な時間がかかる。まずは自分で自分を許せ
  • 神は自分の外側ではなく、内側にいる
  • 自分が手に入れた調和の感覚が愛によって崩されるのも、自然な調和の一部だ

Source:食べて、祈って、恋をして | 美しく生きる
+ドルチェファールニエンテ(Dolce far niente)」・・「何もしない歓び」


秋のひんやりして、透き通った空気はすごく気持ちがいいですよね。