タイ、スリランカ旅行(これからの都市生活についての考察)

6/22(金)から7/2(月)までの11日間でタイ(バンコク)とスリランカに行ってきました。特にタイでは駐在している友人たちにお世話になりました。本当にありがとう!楽しい旅になりました。

WAT ARUN jumping新婚旅行なのでジャンプ。

ということで、新婚旅行だったにも関わらず、今回も旅を通して感じたことをまとめてみます。この旅では「これからの都市生活って?(クリエイティブシティとは?)」というお題をもらった気がしました。

旅の概要

バンコク(1):1泊、スリランカ:5泊、バンコク(2):2泊という行程。飛行機泊が2日ほど。バンコクでは駐在している友人宅にお世話になり、スリランカは内陸のダンブッラ、南端のタンガッラという田舎町に滞在。

都市の風景とそこにいる人

【同じ顔をした違う都市:バンコク(1)】

バンコクは、まだ大きなホテルやマンションを建設している光景が見られるとは言え、東京のような都市の顔。一方で、日本の高度成長期のような「経済推し」の雰囲気に包まれているバンコク。(今の)東京と同じ顔をしているのに中身が全然違うという違和感。

【みんな同じ顔になる:コロンボ

滞在は内陸と南の海岸沿いの田舎町のリゾート。道路は未整備でデコボコ道、住居も戸建てが道沿いにあり(崩れているものも散見される)、犬、牛が町中をうろうろ。あぁ、スリランカとはこういう国なのだと思っていたら、最終日に訪れた最大の都市「コロンボ」。幹線道路は片道2、3車線で交通量は多い。大きな産業ビル、オシャレなレストラン。犬、牛はいない。よく見る都市の顔がそこにはあった。

【都市にあるコミュニティ:バンコクコロンボ

友人たちの計らいで、ルンピニ公園でヨガクラスを開かせてもらいました。日本から駐在している皆さまとヨガをしながら、世界中にある都市の様々なコミュニティに思いを馳せました。都市として開発していく先には、完全な幸せが保証されている訳でない。ますますモノで満たされるフェーズにある都市に住む現地の人たちは、今何を感じ、何に取り組んでいるのだろう?って。(一方で都市なくして、ボク個人が生き生きできないことも感じております)

これからの都市生活

The Sukhathai Hotelheritance kandalamaamanwella
旅行中3枚の水彩画を描きました。
絵を描くことで、よく観ることが訓練される。それは創造性を回復する取り組みのひとつです。なんていうことは、また別の機会に。

先進国の都市はもちろん、途上国(タイは途上国じゃないか)の都市も、インフラ(電気ガス水道)、建物、交通、金融、制度などなど色々な要素が整備され、同じ顔になっていく。一方で、それが完全な幸せをもたらすとは限らないことが分かってきた。そんな今、これからの都市生活ってどうなるんだろう?、クリエイティブシティとは?と考えるときに大切だと思うことを挙げてみました。

  • 身体性が損なわれすぎないこと(ウェブの発達、浸透はもちろん大前提だから。自然が近いことも大切かもしれない)
  • 人の流入/流出があること(ノマド的な。)
  • 人からプロジェクトが生まれること(算盤やコーポレートからではなく)
  • コミュニティがあること(家族、地域、会社という完全に安定的な繋がりだけでなく。多くのコミュニティに属しながらバランスを取っていく)

これは、わくわくするような可能性と、生きていくための切実な必要性の二つの側面で語られることだと思う。

今の活動とこれから

なんでヨガクラスを開くのか?今回の記事はshapes yoga communityがヨガスタジオでないところでクラスを開いている背景のひとつかもしれません。
より多くの都市を見たり、そこに住む人が何を感じて、何に取り組んでいるのかを知り、そして、なによりヨガクラスを開いたりしたいなと感じました。有意義な旅でした。ありがとうございます。
yoga BKK
バンコクのルンピニ公園でのヨガクラス