リラヨガ・インスティチュートのティーチャーインテンシブコース(前半5日間を終えて)

ゴールデンウィークの5月3日から7日までの5日間をヨガのティーチャートレーニングに充てることができた。5日間で50時間のクラス。つまり、1日10時間以上ヨガスタジオに籠りっきりでヨガと向き合い続けたことになる。(午前中がポーズ、午後が座学という構成)
全部で11人(男性は僕ひとり!)が受講したクラスでは、きついワークには声を掛け合い取り組み、合間の昼休みには輪になり弁当を食べ、とても大切な時間を過ごすことができた。
このような時間を与えてくれた先生、一緒に受講した仲間、わがままを承諾してくれた皆々様、ありがとうございました。

呼吸と身体の変化

5日間のきついプラクティスで、呼吸の質、筋力と柔軟性、身体の使い方が見違えるほど磨かれた、あるいは次元が変わった。その際のコツのひとつは、真先生のインストラクション、リードに全身を委ねること。このことで身体的な変化が深まった。

オフザマットのヨガ

あまり大きなことを言えないが、マットの上でヨガをしていると、マットから下りた日常生活でもヨガ的にいられるような気がしてきた。逆に、日常生活でもヨガ的であろうという意識がマットの上でもよい影響を与える気がし始めている。

女性のちから

クラスのワークのひとつに自分のクラスにおけるメッセージをシェアする時間があった。そのときに、「決意」「大胆さ」「積極性」という力強い言葉を選ぶ方がいらっしゃる一方で、繊細な身体感覚を美しい言葉に乗せて表現する方もいた。僕はそれを聞いて、目を見開かれる思いをした。

バガヴァッドギータとシェア

聖典を読むことと人の話をよく聞くことは、世界の見方を知る意味で全く同じだと思う。肩の力を抜き、「そんな世界の見方があるのか」と発見する準備を常に持っていたいと感じた時間だった。聖典に限らず、想いをシェアすること、時間をシェアすること、体験をシェアすること、様々なことがらをシェアすることの大切さ、面白さを受け取ることができた。

「先生」

自分の中で「先生」たることを消化しきれていない。これからの課題。


200時間受講まで、残すところ7月の5日間(50時間)のみのところまで辿り着いた。

クラスを受講する前は「吸収するものは全てしてやる」ということを言葉にしていた。しかし、実際はそのスタジオの空間、時間に肩の力を抜いて、存在しているだけで色々なことを感じることができた。

ひとつの区切りに向けて、毎日を大切に過ごしていきたい。

どうもありがとうございました。

OM SHANTI SHANTI SHANTI